2009年からスタートした「音楽のエロス」コンサート、今回の秋で5回目を迎えます。

◆「音楽のエロス」プロジェクトFBページ

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◆「音楽のエロス5」コンサート

11月1日(土)ヤヒロトモヒロ&井上敦 withハロハロ +金子飛鳥

開場16時、開演16時半 入場料/4,000円(学生2,000円)

11月2日(日)ヤヒロトモヒロ&井上敦 withハロハロ +梅津和時

開場16時、開演16時半 入場料/4,000円(学生2,000円)

開催場所:千種文化小劇場(名古屋市千種区千種三丁目10号)

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「音楽のエロス」ダイジェスト版

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2013年07月15日

「ヤヒロさんとのDuo」の曲作りノート/基本的な考察(1)

「ヤヒロさんとのDuo」は、本当にチャレンジです。
何よりも「ピアノとパーカッション」という、編成そのものがチャレンジです。

今まで慣れ親しんで来た編成ではベーシストが居ましたから、例えばハーモニーの面を考えれば「ベーシストの音とどう響き合うか?」を常に意識する訳です。

「音楽の三要素」...つまり「メロディー」「ハーモニー」「リズム」の内、「メロディー」と「ハーモニー」を僕が全て担う事になります。
ベーシストとの共同で行ってきた部分を一人でやる訳ですから、その事自体が実は大変な事になる訳です。

それを考えていったら、遂には「ピアノという楽器は、一体どんな楽器なんだろう?」という、根源的な部分に辿り着きました。
そして僕はその答えを、まずはクラシックに求める事としました。
つまりは「クラシックの作曲家達が、ピアノという楽器をどう解釈したのか?」という事にです。

そもそもピアノは1700年初頭に誕生したと言われていますので、既に何百年もの長い歴史がある訳です。
僕個人がどれだけ試行錯誤をしても、到底太刀打ちできる代物ではありませんので、ここは素直に先人の無数の天才の知恵や工夫から学ぶ事と思いました。

これは、実にやっかいなチャレンジとなりました。
ピアノという楽器を弾く事には代わりはないのですが、やはりその捉え方がまるで違う訳ですから。

しかし逆に救いになった事は、どんなに複雑な曲の場合でも「譜面がある」という事です。
その譜面を徹底的に分析していく事で、ピアノという楽器をより深く知る事が出来ると思いました。

手元にバルトークやメシアンなどのスコアがありますので、まずはそこからです。
改めて「ピアノという楽器」の視点からスコアを見ると、実に興味深いものですね。

また昨日は主宰する「子供の音楽教室」の発表会だったので、68組の子供達全ての演奏を聴きました。
今年は例年になく「本流・王道」の曲が多く、それらを作品を聴きながらとてもインパイアされました。

「本流・王道」とは、バッハ、ベートベン、ショパン、モーツァルト、シャーマン、シューベルト、ヘンデルなどなどです。
当たり前ですが、実に上手く作られています。
改めて「本流」の凄さ、奥深さに感嘆すると同時に、その素晴らしさを再確認しました。

という訳で、当分はクラシックの作曲家達のピアノ曲を研究していきます。

今までは、あくまでも「ジャズ」という立ち位置から「クラシック」を見ていた感じですが、いよいよ「本流・王道」に突撃する事となります。
逆にヤヒロさんからは、アフリカの様々なリズムをヒントとしたアイディアや宿題をもらっています。

今まではクラシックにしてもジャズにしても民族音楽にしても「所詮は借りて来たものだからルーツじゃないし...」と思っていましたが、逆に「特定のルーツを持たない事」はプラスに働くように思います。
「特定の音楽ではなく、様々な音楽を自分のルーツとする事が出来るかも?」と思い始めています。

ちょっと言葉では上手く言えませんが、そんな感じです。
自分の音楽が「モノマネや借り物やデタラメなものにならない為」には、まずはこのような思考のプロセスがとても大切だと思います。

勿論「音楽は最後は考えるものではなく、感じるもの」という事が前提です。

次回に続きます。
posted by ハロハロ at 03:45| Comment(0) | ヤヒロさんとデュオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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